EU、オーストラリアでの免税手続き

今回は2018年に世界を旅行したときの免税手続きについて書いていこうと思います。

海外に行ったらブランド物を買いたいな。

海外のブランドを日本国内で買うと関税の対象になるから、現地のブランドを現地で買うほうが安く購入できるよね。※為替レートによる

免税の手続きをすれば、さらに安く購入することができるよ!

でも免税の手続きの仕方がわからないわ。

手続きは難しそうに感じるけど実際は誰にでも簡単にできるからこれを参考にやってみて!

旅行の楽しみの一つに買い物は欠かせないと思います。どうせ買うなら安いほうがいいですよね。でも免税手続きの方法が分からない…..という人のために実際にイタリアとオーストラリアで行ったやり方をシェアしたいと思います。

免税手続きの流れ

まずは、免税手続きのおおまかな流れを紹介します。

①「TAX FREE」の表示があるお店で買い物をする。買い物の金額が免税を受けられる額か確認する。(国によって金額が変わります

②店員さんに免税の書類を作成してもらう。パスポート必要。(これは自己申告なので言わないと作成してくれない場合があります。)

③免税書類に必要事項を記入する。(払い戻し方法は空港で直接受け取るやカードに返金等があるので、書類で選択する。)

④出国の際に、空港の税関にてパスポート、免税書類、レシート、購入した商品を提示し、スタンプを押印してもらう。その場で払い戻すこともできますし、郵送してクレジットカードに返金もできます。(EUの場合はEUを離れる最終空港にて手続きする。)

⑤払い戻しを確認する。

イタリア・・・154.94ユーロ以上

イタリアで免税を受けるには、154.94ユーロ以上の買い物を1日1店舗でしなければなりません。実際にイタリアのGucciフィレンツェとローマで買い物した時は、「TAX FREE PLEASE」で理解してもらえました。パスポートを提示し10分ほど待つと必要な書類を封筒付きで渡してくれました。その書類で払い戻し方法を選択し、(僕はクレジットカード返金を選択しましたのでカード番号も記載)パスポート番号や住所等を書き(Gucciの場合は購入時にタブレットに入力したため、あらかじめ書かれていた。)署名欄に署名する。その後、空港の税関でスタンプをもらいましょう。(僕たちの場合は最終EU出国がスペインだったのでバルセロナ空港で手続きしました。 ちなみにバルセロナ空港ではセキュリティ検査の前に税関がありました。 )

オーストラリア・・・300オーストラリアドル以上

オーストラリアで免税を受けるには、300オーストラリアドル以上の買い物を1日1店舗でしなければなりません。基本的な流れはEUと同じです。しかし、ケアンズ国際空港の税関は搭乗口前にありました。買い物をしたお店の店員さんの話によると、オーストラリアでは手続き時に商品を提示しなくても良いとのことです。最近そういった空港が増えているのだそうです。また、オーストラリアの税関TRS(tourist refund scheme)は書類に必要事項を書いて提出すればすぐに手続きが完了します。郵送などの手間がありません。

返金額

実際に返金された金額を紹介します。僕はクレジットカードで購入し、クレジットカードに返金しました。オーストラリアでは免税にならないものも金額に含まれているので少なく感じますが、10%以上の払い戻しを受けていることが分かります。

イタリア 購入金額・・・900ユーロ(118,173円) 払い戻し額・・・13,561円
     購入金額・・・310ユーロ(40,715円)   払い戻し額・・・4,672円

オーストラリア  購入金額・・・986.8オーストラリアドル(78,944円) 払い戻し額・・・6,517円

まとめ

海外で買い物をしたときは、免税の対象店は必ず免税書類を申告して、払い戻しを受けましょう。また、国によって免税を受けれる額や手続き方法が異なるので事前に確認しましょう。金額が大きすぎると免税されない場合もあります。
※税関にはたくさんの人が並びますので余裕をもって行動しましょう。
※購入した商品は必ず帰国してから開封しましょう。使用した形跡があると免税を受けられない可能性があります。
※手続きの際には、商品の提示を求められる場合があります。荷物を飛行機の預け荷物として預ける場合は、先に税関で手続きしてから購入したものを預けましょう。 ただし一部空港では提示しなくてよい。

以上のことに注意してたくさんお得な買い物をしてください。