こんにちは、ゆりです!
2018年、カップルで世界旅行をしてきました。
その時に“オーロラを見たい!”という長年の夢をアラスカで叶えてきました!
感動しました!アラスカまで来てよかったー!って!
だから、オーロラを見たくてアラスカに行く方には是非オーロラを見てもらいたいです!
でも、オーロラはいつでも見られるわけではありません。
私たちも限られた日数で見ることができるように、色々調べ、現地でも情報を集めました。
アラスカに限らず、オーロラを観るコツを一言で言うと
「オーロラベルトの下で、天気がいい日に、暗くて、視界を遮るものがない場所で観る」
あとはタイミングと根気と運!
これについて、私たちの体験も踏まえて詳しく書いていきます。
オーロラの観測率を上げるコツ7つ
1、アラスカでオーロラを観るならフェアバンクス!
フェアバンクスはアラスカでも北の方にあり、オーロラ出現率が高いことで有名です。
オーロラベルトが通っていることと、晴天率が高いことが出現率の高さのポイントみたいです。
オーロラが強い好条件のときは、デナリの方や、アンカレッジでも観ることができるそうですが、確率は低くなってしまうため、オーロラを観るためならフェアバンクスに行く方がいいと思います。
2、夏は避ける
ベストシーズンは11月〜4月と言われています。
その理由は、日照時間が長くて夜が短い夏は、オーロラを観測できる時間が短くなり、確率が下がってしまうからです。オーロラ自体は年中同じように出ているようです。
ベストシーズンと言われている冬は夜の時間が長くなるため、観るには適していると言われています。
ただし、その時期はとても寒いのです。寒いのが嫌な方は9月や5月でもいいと思います。
完全日没は23時ごろと真冬より遅いですが、観測する時間は十分確保できますよ。
また、その時期だと、アラスカ鉄道も毎日運行し、デナリ国立公園も開園しているメリットも。
3、観測は街灯や光の少ない場所で
オーロラを観測するときは、街灯や光が少ない(ない)場所が良いです。
明るい場所だとオーロラの弱い光が負けてしまい観れなくなります。
フェアバンクスでは、チナ(チェナ)という地名のところがオーロラ観測では有名です。
フェアバンクスから車で約1時間〜1時間半の場所です。
本当に夜はまーーーーーっくらです。
4、観測は視界のひらけた場所で
オーロラのイメージは頭の上いっぱいに広がる光のカーテン!って感じかもしれませんが、そのように見えたら幸運!
反対に、オーロラが観れないかと思いきや、遠くの方に見える場合があります。
こういう時に牧場や農場のような視界のひらけた場所であれば、観ることのできる確率が上がります。
私たちも頭の上では観れませんでしたが、遠くの方に観ることができました。
ひらけた場所で観ていなければ観れずじまいだったと思います。
5、観れなくても諦めずに、こまめに観察する
条件が良く、夜中ずっとオーロラが出ている場合、これもラッキーです!
いろんな人のブログを見ると「一瞬だけ出た」、「短時間だった」というように書いているのをたくさん見かけました。
私たちも最初は見えませんでしたが、一晩に何度も外に出て、観ることができたので、
オーロラが見れなくても諦めずに何度も空を観てみてください。
6、森の中の中のロッジやホテルに泊まる
コツ5のためでもありますが、宿の近くで観ることができれば、自分のペースで好きなだけ観ることができるので確率は上がると思います!
チェナにはたくさんロッジがありますし、チェナホットスプリングという温泉のあるリゾートホテルも有名です。
フェアバンクスの街中に泊まり、夜中オーロラ観測に行くツアーや、レンタカーで行く手段もあります。
ツアーは暖かい場所で観ることができたり、ガイドがいたりするメリットがある反面、
観測時間が限られてしまうデメリットもあります。
7、もやっとした白い光が見えたら、オーロラかも!
オーロラは緑色のイメージだと思いますが、実際は、白い光がもや〜とゆらゆらしている感じでした。
それを写真に撮ると、緑色に写るんです!
オーロラが出始めるときは、白いもやっとした雲のような感じなので、そのまま少し待っていれば綺麗なオーロラが観れるかもしれません。
また、もしかして?と思ったら、写真を撮ってみるとオーロラだと緑色に写るのでわかりやすいと思います。
写真を撮るときは、三脚などでカメラを固定し、露光時間10〜30秒の設定が最低限必要です。
おまけ オーロラ予報
https://www.gi.alaska.edu/monitors/aurora-forecast
オーロラの強さレベルを10段階で予報してくれているサイトがあります。
3週間先まで予報されているので、もし、日程がギリギリまで融通がきくのであれば、参考にしてみてください。
アラスカ以外の場所も選択すれば確認できます。
以上、7つがオーロラを観る確率を上げるコツです。
実際に私たちがどのように計画し、観ることができたか書いていきます。
私たちのアラスカ滞在の日程とオーロラ観測
アラスカ滞在日時
2018年9月6日〜10日(4泊5日)
アンカレッジ1泊、フェアバンクスの街中1泊、チェナの森の中2泊。
チェナで泊まった森の中のロッジ
meadow cabin
✔︎夜は真っ暗の森の中
✔︎ロッジの敷地内にひらけた農場があり観測に最適(ロッジから徒歩5分)
✔︎余談ですが、ロッジのオーナーは犬ぞりレースの賞をたくさん持っているので、
冬は犬ぞりも体験できると思います。
宿についての詳細はこちら
オーロラ観測ができるロッジ『meadow cabin』フェアバンクス・チェナ
オーロラを観ることができた日
オーロラ観測日を2日間取っていましたが、オーロラが観れたのは、最後の夜だけでした。
この2日間は、オーロラレベル3〜5をウロウロという感じだったので、強くはありませんが、地元の人は4〜5くらいあるとフェアバンクスで観れるよって言ってました。
初日は見れなかったため、最後の夜は何としても観たくて、夜中に何度も何度も外に観に行きました。
オーロラを観た時刻
オーロラがはっきり観れたのは0時ごろ。
9月上旬のフェアバンクスは9時ごろからだんだん暗くなり始め、完全日没は23時ごろ。
毎晩、1時間〜1時間半ごとに農場に出ていき、オーロラを待ちました。
気温が5℃以下と寒くて、ずっと外にいることはできず、ロッジと農場を行き来しながら観察していました。
途中、ロッジで寝ていました。
観察場所と宿が近いとこういうことができるのもいいですね!
23時過ぎに観たときに、遠くの方で白く明るくなっていたので、
これは!と、改めて0時ごろ観に行くとその光が強く、範囲も広がっていきました。
そのあと、だんだん光は弱くなり、1時過ぎに行ったときには観れませんでした。
まとめ
オーロラは必ず観ることができるとは限りませんが、条件を少しでも整えることで、確率は上がります。
アラスカに限ったことではなく、オーロラを観るコツは
「オーロラベルトの下で、晴天で、暗くて、視界を遮るものがないこと」
あとはタイミングと根気と運!
ちなみに、アラスカではオーロラのことを、“ northern light ”とも言うようです。
つい、熱が入り、長い文章になってしまいました。
では、皆様もオーロラが観れますように!
質問や不明点がありましたら、コメントにどうぞ!